「こころ」モデルが学習の理論基盤

成瀬塾の学習基盤となっているのは、成瀬が開発した「こころ」モデルです。具体的には「心の日本語文法」「心の英文法」「心の翻訳」の3つであり、成瀬塾の学習プログラムはすべてこの「こころ」モデルを理論基盤として組み立てられています。

従来の翻訳モデルは次のように2つの異なる言語間での「ことばとしての対応」を前提としておこなわれています。

たとえば語彙でいえば"run"=「走る」、文法でいえば「過去形」=「~た」といった一対一対応が可能であるというのが、従来の翻訳モデルでの暗黙の了解事項です。さらに、"run"が「経営する」などにも対応するという一対多対応も暗黙の前提となっています。

「こころ」モデルでは、2つの異なる言語間での「ことばとしての対応」を基本的に認めていません。2つの言語(特に日本語と英語)は世界の捉え方、思考のあり方、表現の仕組みが本質的に異なっていることから、ことばとして対応を考えること自体に無理があると「こころ」モデルでは規定します。

その一方で「こころ」モデルでは2つの異なる言語間での「こころとしての対応」を基本的に認めています。日本人であれ欧米人であれ人類としての心の働き、特に「思考」(理性)については共通である、と「こころ」モデルは規定しています。ゆえに、ことばの世界の対応関係としての「翻訳」は不可能である一方、こころの世界の対応関係としての「翻訳」は可能であるというのが「こころ」モデルは前提です。

そしてこの前提のもとに成瀬が構築した言語モデル、翻訳モデルが「心の日本語文法」「心の英文法」「心の翻訳」であり、成瀬塾ではそれらを理論基盤として学習プログラムを組み立てています。

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「こころの翻訳」モデル.png