kindleで『「日英」ライティング入門』をパブリッシュしました。

kindleで『「日英」ライティング入門』をパブリッシュしました。売り文句は次の通り。 「英作文や英文ライティングの世界では、英米人をお手本にして、それをただ真似るだけの学習方法が長く用いられています。「日英」ライティングは、そうした主体性のない英語学習のあり方を脱して、日本語人が日本語人としての誇りを持って国際英語を書けるようになることを目指しています。」 200円です。お買い得ですよ。ぜひ。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07B476F69/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1519796013&sr=8-2&keywords=%E6%88%90%E7%80%AC%E7%94%B1%E7%B4%80%E9%9B%84

ユーチューブにアップしたミニミニ翻訳レッスンビデオ(2分)「意味チャンク」を見直してみた。

2011年にユーチューブにアップしたミニミニ翻訳レッスンビデオ(2分)「意味チャンク」を見直してみた。。アップしてからもう7年。はやいなあ。 リンカーンのゲティスバーグ演説の出だしの翻訳手法を意味チャンクで説明している。 自分でいうのもなんだが、けっこう中味は面白いぞ。ただし読み手(私です)が、クライ。現物は、以下です。 https://www.youtube.com/watch?v=cWLVT7bxEjM

「通訳者への道・翻訳者への道」成瀬スピーチ

こんにちは。これから、プロ産業翻訳者というキャリアについて、そこに至るための道のりについて、お話をさせていただきます。まず、「誰がプロ産業翻訳者になれるのか」という点から、お話をはじめます。 1. 誰がプロ産業翻訳者になれるのか 私が講師をしているサイマル・アカデミー翻訳者養成講座の本科には、いま75歳の受講生がいらっしゃいます。順調にいけば、今年か来年にはプロ翻訳者デビューができそうな様子です。76歳の新人プロ翻訳者というわけです。これって、とてつもなく、すごくないですか? また、これまでの受講生のなかでも、主婦をしていて翻訳経験ゼロの状態からプロ翻訳者になった人や、子育てをしながらプロ翻訳者になった人、定年を迎えてプロ翻訳者になった人、などなど、じつにさまざまな受講生の方がいました。知識、経験、年齢などによって「翻訳者への道」が閉ざされてはいないことは、これまでのサイマル講座の実績からも証明ができます。すべては、本気になれるかどうか、にかかっています。 2. 生涯を通じてプロ翻訳者として仕事をするために サイマル・アカデミー産業翻訳者養成コースの目標は、受講生の皆さんをプロ翻訳者としてデビューさせることにあるのではなく、第一級のプロ翻訳者として生涯を通じて翻訳の仕事ができる翻訳力を、受講生に獲得してもらうことにあります。 そのための最初の目標として、サイマルグループの翻訳者としての登録を目指すのですが、それはあくまでも最初の目標にすぎません。翻訳エージェンシーへの登録に成功したからといって、そのあとに実際の仕事が継続的にやってこなければ、登録をした意味がありませんし、それは

日本語の「~の」と英語のofについての考察を本格的にリスタート。

日英翻訳を教えている一人の生徒さんからの強い要望を受けて、日本語の「~の」と英語のofについての考察を本格的にリスタート。3月末までには40~50ページにまとめてkindleで出版すると彼女に約束したので、そうします。これまでの研究の蓄えがあるので、それを利用しながら、これまでよりも更に一歩踏み込んだ新しい考察をしていきます。 まずは既存参考文献の読み返しから始めているが、現時点で非常に高く評価しているのは于 飛さんの論文『日本語助詞「の」の研究』。于 飛さんは現在、大連外国語大学日本語学院で教えておられるようです。 于 飛さんは、連体修飾用法の「の」を「連体助詞」と名付けて「格助詞」とは別のものとされているが、これは非常に良い発想だと高く評価する。私としては、ofもまた他の前置詞とは一線を画するものであることにまで、考察を広げていきたい。 なお私の基本的な「の」の捉え方は、日本語認識におけるトピック・コメント構造でのコメント先出し機能の言語形式、というもの。なんだか、よくわかんないでしょうが。 于 飛さんの論文は以下から入手できます。 http://www.ffl.kanagawa-u.ac.jp/graduate/ronsyu/img/vol_20/vol20_05.pdf

『日本語で認識・思考・表現するとはどういうことかー心の日本語文法』(1)~(4)をkindleパブリッシングで出版しました

『日本語で認識・思考・表現するとはどういうことかー心の日本語文法』(1)~(4)をkindleパブリッシングで出版しました。日本語で認識・思考・表現するとはどういうことかを知りたい方にお勧めです(そのままですが)。1冊200円。4冊そろえても800円と超お買い得です(はは)。以下をクリックください。 https://www.amazon.co.jp/dp/B079XW4YMZ/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1519189797&sr=1-1 「はじめに」は以下のとおり。 私たち日本語人にとって「日本語文法」は縁遠い存在である。理由は簡単であり、日本語文法など知らなくとも私たちは何も困らないからである。私たちのふだんの生活で日本語文法を意識する場面など皆無である。読み書きの際にも辞書のお世話にはなっても文法のお世話にはならない。そんなものを知らなくとも私たちは日本語の文章を読めて書けるからである。 では私たちは日本語文法を知らなくてもよいのかといえば、そうではない。日本語がどのような言語なのかを知ることは、日本語人が日本語人として自分自身の姿を知ることにほかならない。そして自分自身を正しく知らないかぎり、他者を正しく知ることはできないのである。 この「心の日本語文法」では、現代日本語を和漢洋の「三脚文明」の反映として捉え、そのなかで私たちの心がどのように働いているのか、それが日本語にどのように反映されているのか、という観点からの考察をおこなっている。従来の文法の枠には収まりきれないものであるが、特に日本語の世界と英語の世界を自由に往来

サイマル主催「通訳者・翻訳者への道」セミナーのお知らせ

今度の日曜日(2/25)にサイマルが主催して「通訳者・翻訳者への道」という無料セミナーを開催します。 その第1部(第1部 英語/翻訳者への道「対談!産業翻訳と出版翻訳の魅力」)に私がスピーカーとして出ることになっています。 もしご興味があるようなら、見に来ませんか。事前予約ですが、私のゲストとしてなら入れると思います。ご連絡を。 https://www.simulacademy.com/news/detail.php?id=635&t=1

すべては、本気になれるかどうか、にかかっています

私が講師をしているサイマル・アカデミー翻訳者養成講座の本科には、いま75歳の受講生がいます。順調にいけば、今年か来年にはプロ翻訳者デビューができそうです。76歳の新人プロ翻訳者というわけです。これって、すごくないですか? この1月には「首都大東京を「100歳大学」に――都が中高年向けコース新設」とのニュースも出ました。「東京都の小池百合子知事は5日、高齢者の新たな挑戦を後押しするため、首都大東京(八王子市)に中高年向けのコースを新設すると発表した。首都大を生涯学び続けられる「100歳大学」にすることを目指し、2018年秋からプレ講座を始め、19年4月に開講する予定。18年度予算案に関連経費として2億3千万円を計上した。」とのこと。ついに本格的な「人生100年」時代の到来です。これまでの常識は全部ひっくりかえりますね。 また、これまでの受講生のなかでも、主婦をしていて翻訳経験ゼロの状態からプロ翻訳者になった人、子育てをしながらプロ翻訳者になった人、定年を迎えてプロ翻訳者になった人、などなど、じつにさまざまな受講生の方がいました。知識、経験、年齢などによって「翻訳への道」が閉ざされてはいないことは、これまでの実績から証明できます。 すべては、本気になれるかどうか、にかかっています。

「心をつなぐ」翻訳が消えていくのではないか

今年に入って翻訳者・翻訳研究者としての私が人工知能による翻訳に対して真正面から反論を試みていることに対して、その真意を理解してくれている翻訳関係者は非常に少ない。 これからAI翻訳は「言葉をつなぐ」翻訳能力を急速に向上させていき、おそらく10年以内には「言葉をつなぐ」翻訳では人間翻訳者などとは比べものにならない能力を獲得するだろう。だが私が恐れているのはそのことではない。「言葉をつなぐ」翻訳などAIができるのであればさせればよい。 私が恐れているのは、そうした「言葉をつなぐ」AI翻訳の爆発的な普及によって、本当の意味での翻訳すなわち「心をつなぐ」翻訳が消えていくのではないかということである。内田樹がいうように、言葉とは人間の血であり肉であり骨であるのだが、それがまるで単なる情報伝達ツールのように扱われる日がくるのではないかということだ。 そして、そうなる予兆を現在の翻訳業界の動きに私は強く感じとっている。だから、いま動こうと思ったのだ。まだ間に合う、と強く信じることにする。

『英日・日英翻訳者のための「心の日本語文法」入門 』をkindleパブリッシングで出版しました。

『英日・日英翻訳者のための「心の日本語文法」入門 』をkindleパブリッシングで出版しました。 翻訳者の翻訳者による翻訳者のための日本語「文法」(といってもオーソドックなものではなく「心の翻訳」モデルに特化したものですが)の解説書です。定価200円です。今年はkindleパブリッシングでこうした翻訳関連シリーズを20~30冊出版する予定です。

「一つだけわかっていることは、母語の教育を疎かにして、限られた教育資源を英語に集中するようになってから英語力が低下したということです」(内田樹)

内田樹のブログのご紹介。(http://blogos.com/article/274989/) 次のような言葉が載っています。 「こういう流れを「国際化」とか「グローバル化」といって肯定的に語る人がたくさんいます。でも、それはそんなに喜ばしいことなんでしょうか。とりあえず日本において統計的に一つだけわかっていることは、母語の教育を疎かにして、限られた教育資源を英語に集中するようになってから英語力が低下したということです。 この現実に慌てた政府は日本人が英語ができないのは学習開始年齢が遅いからだという根拠のない解釈に飛びついて、英語教育の開始年齢をさらに引き下げて、小学校3年生からの英語教育開始を決めました。結果はまだ出ていませんが、英語力を含めてすべての学力が低下することになるだろうと僕は予測しています。」 「彼らは言語というものを自転車や計算機のような「道具」だと思っている。こちらに道具を操作する主体がいて、あちらに道具がある。性能のよい道具を手に入れ、操作技術に習熟すれば仕事が捗る。そう思っている。でも、それは違います。言葉は道具じゃない。僕たちが言葉を使うというより、僕たち自身が言葉で作られているのです。僕たちが言葉を支配しているのではなく、むしろ僕たちが言葉によって支配されているのです。言葉は僕たちの血であり、肉であり、骨であり、皮膚である。それがどのような質のものか、どのようなかたちのものか、どのような特性を持ったものかによって、僕たち自身のものの考え方も、感じ方も、生き方もすべてが影響を受ける。 英語を巧妙に操れるようになるということは、「英語を母語とする種族のもの

「英文和訳/和文英訳+編集」モデルをベースとしている限り、あらゆる領域の翻訳作業において、AI翻訳は人間翻訳を間違いなく凌駕する

人工知能(AI)翻訳の本質は、「英文和訳/和文英訳+編集」モデルを用いた翻訳作業を人間とは比較にならないほどの精度とスピードで行うことができるという点にある。たとえAI翻訳が進化しても人間にしかできない翻訳の仕事は残るといった意見も耳にするが、もしそうした論者がいうところの「人間にしかできない翻訳」のベースとなる翻訳モデルが「英文和訳/和文英訳+編集」モデルであるのだとすれば、その論は根底的に間違っている。 「英文和訳/和文英訳+編集」モデルをベースとしている限り、あらゆる領域の翻訳作業において、AI翻訳は人間翻訳を間違いなく凌駕する。産業翻訳に限らず、出版翻訳でも、あるいは文芸翻訳でさえも同じことである。このままであれば、あと10年も経たずして産業翻訳の大半は人間翻訳ではなくAI翻訳が担うことになるだろう。文芸翻訳を含む出版翻訳でも、産業翻訳に追随するようにして人間翻訳がAI翻訳に置き替えられていくだろう。なぜならば、そうしなければ翻訳エージェントも出版社も生き残れないからである。これは冷徹なビジネス原理である。 こうした環境下で、もしも人間翻訳が生き残ることができるとすれば、それは、言葉と言葉をつなぐ「英文和訳/和文英訳+編集」モデルを捨て去り、人間の心と心をつなぐ新たな翻訳モデルを採用する以外に道はない。私が開発した「心の翻訳」モデルはそうしたモデルの1つであるが、それだけを利用する必要はなく、心と心をつなぐモデルであれば、どのような翻訳モデルであってもよい。 人間翻訳が生き残るということは、日本人の心が生き残るということであり、さらにいえば、人間の心が生き残るということ

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