成瀬塾通信 no.33  英語の学習から日英知の一体学習へ

英語教育について様々な議論がなされている。だがそれらの議論のほぼすべてにおいて最も重要な点が見逃されている。通訳翻訳機の普及によって実利という観点からみれば英語を勉強する意義は失われていくという事実である。 あと数年で人工知能による通訳翻訳機は間違いなく実用段階に入る。お疑いならばグーグル翻訳を試されればよい。予想以上の高い精度に驚かれるはずだ。音声対話の精度向上はAIスピーカーで実証済みだ。 この結果、近い将来には海外旅行や観光客相手の簡単な英会話であれば通訳翻訳機で十分足りるようになる。仕事でも英語に精通しているからといってキャリアップや所得アップにはつながらなくなる。大学入試の英語の扱いについては現時点では混迷を極めているもののいずれは必須科目でなく選択科目として落ち着くことになるだろう。 なお教養のための英語学習を強調する論がいまもあるが、英語イコール教養といった西欧中心主義がすでに破綻していることは明らかである。 そうしたなかで英語学習のあり方について考えるとすれば、私たち日本人が英語を学ぶとはどういうことなのかという原点に立ち返り、その答えを見つけ出す必要がある。その根幹的な作業を経ずして英語教育論議を行うことは非生産的である。 私は、これからの学習は日本語、英語、知識を一体化して行うべきだと考える。たんに英語が使えるのではなく、日本語と英語の両方でものを考えて表現できる日本人型バイリンガルになることを目指すのである。また、言葉を学ぶだけでなくそれを通じて知識を吸収していくことも非常に重要である。たんなる語学バカになってはいけない。 日英知一体学習という考え方は、英

成瀬塾通信 no.32 英語の語彙力を鍛える (2) 補遺版1

お送りした「英語の語彙力を鍛える(2)」に対して、さっそくある読者の方からコメントが戻ってきた。その中で、最適の語彙トレーニング本は『DUO3.0」』なのですか、との質問があったので、お答えしておく。 まず、答えはノーである。私は『DUO3.0』を、基本的には評価していない。たいへんに申し訳ないが、同書は巷にあふれている英語「小手先」本のひとつだと判断している。そこには(伊藤和夫の著書にはある)日本語人が英語を学ぶことの意義に対する深い思索のあとが見あたらない。ひとことでいえば、精神性がない。たとえどのようなジャンルであっても、精神性のない本は本ではない。マニュアルである。 英語文の暗記本で私が最も高く評価しているのは、伊藤和夫の『基本英文700選』である。もしも目的が英語文の暗記であるならば、初級者であってもこの本がよいだろう。 しかしながら『基本英文700選』には、欠点がある。訳文が英文和訳すぎるのだ。このことは、英語だけではなく日本語・翻訳も含めた統合学習を目指す成瀬塾のテキストとしては、致命的である。 それにくらべると、『DUO3.0』の日本語は英文和訳からはまだ少し離れており、なんとか我慢ができる範囲である。ということで、消極的な理由から『DUO3.0』を選んだわけだ。 本当のことをいえば、成瀬塾としての『基本単語1500マスターのための基本英文700選』といったものをつくりたいのだ。ただ、それが時間的にも労力的にもできないことが、実にもどかしい。自分がもう一人か二人いればなあ、いつもと思う。 今回コメントをいただいた方は元学校英語教師の方であり、学校現場での英語教育

成瀬塾通信 no.32 英語の語彙力を鍛える (2) 補遺版2 まる暗記には「エピソード記憶」を利用する

「英語の語彙力を鍛える(2)」の本論では、英語初心者のための英語語彙の学習について論じた。一言でいってしまえば、最初の1500語はとにかく「まる暗記」しなさい、ということだ。ただし英語と日本語を一対一対応させては絶対にダメ。そのためには例文で覚えなければいけない、その例文も英文和訳の日本語文と一対一対応させてはいけない、ということである。 さてここからは、その「まる暗記」の方法についての話である。 脳科学者は記憶をさまざまなタイプに分類しているが、なかでも最も記憶として長く強く定着しやすいのは「エピソード記憶」だそうである。なんらかの出来事(エピソード)、それも強烈な印象を心に刻み込むエピソードといっしょに覚えた記憶は、いつまでも残るのだそうだ。常識的に考えても、これは納得できる。 とすれば、強烈な印象を心に刻み込むエピソードを人為的につくりだし、その場で英語を覚えていく、という学習方法が考えられる。教育現場での一例は「暗唱コンクール」の開催だろう。覚えてきた英文をみんなの前で披露するというのは、まさに「心に刻み込まれるエピソード」のはずだ。 たとえば私が高校の英語教師をしていたときには(もう30年以上も前だが)、授業の最初に「ミニミニ暗唱コンクール」を毎回実施していた。前回に習った英文を暗記して、それをみんなの前で披露するのだ。毎回数人が指名されるのだが、誰が当てられるかはその時までわからないので、クラス全員がその前の休み時間に必死で覚えていたようだ。 暗唱がよくできた生徒には暗唱が終わった時点で私がExcellentの札をぱっと差し上げるのだが、そうすると期せずしてクラス全

成瀬塾通信 no.32 英語の語彙力を鍛える (2) 補遺版3 中級学習者はsynonymとdefinitionを活用せよ

英語学習の初級者はとにもかくにも1500語をまる覚えせよ、という話に続いて、では中級学習者としては英語の語彙学習をどのように進めればよいのか、について話す。まず、synonymとdefinitionの活用についてである。 なおここでいうところの中級学習者とは1万5000語の習得をめざす英語学習者のことである。1万5000語程度の語彙をマスターすれば、英語での仕事や研究がとりあえずこなせるからである。ただし非常に高度な仕事や研究については1万5000語レベルではまだ無理だ。大卒程度の知識を持つ英語ネイティブの運用語彙力は5万語程度と考えられる。これが上級学習者の目標値となる。 英語全体としての語彙数であるが、英語辞書の代表であるOxford English Dictionaryには約62万語が収録されている。フランス語の代表的な大辞書であるGrand Robertの収録語彙数が約10万語であるから、英語の語彙数はフランス語の語彙数の6倍にあたることになる。 このように英語の語彙数がべらぼうに多いのは、歴史的な経緯から英語の語彙が外来語であるフランス語、ラテン語、ギリシャ語などの語彙を野放図に取り入れてしまったからである。こうした英語の無秩序な語彙構造を一部のフランス人は「ヨーロッパ語彙のごみため」などと揶揄することもある(ただこれには国際語の地位を奪われたフランス知識人の妬みも少しあるのだろう)。 そして以上のような経緯から、英語の語彙にはsynonyms(類義語)がべらぼうに多い。基本的には同じ意味に対してゲルマン語系とラテン語系の2つの語彙が必ずある。 たとえば、pedest

成瀬塾通信 no.32 英語の語彙力を鍛える (2) 補遺版4 中級学習者は語源を活用せよ

中級学習者は英語の語彙学習をどのように進めればよいのかについて補遺版3ではsynonymとdefinitionの活用について述べた。この補遺版4ではラテン語/ギリシャ語の語源の活用について述べる。 たとえば、補遺版3で取り上げたpedestrianという語の最初にあるped-はラテン語のpedes = a foot(足), on foot(徒歩で)を語源とする。ペダル(pedal)のped-と同じだ。 そのほかにもped-(足、徒歩)を部分として持っている英単語は数多い。たとえばcentipede(むかで)はまさにcenti-(ラテン語の100)のped(足)だ。expeditionはex-(外へ)とped(徒歩)の組み合わせで「遠くに歩いていく⇒旅行、遠征」になる。 逆にim(否定)とped(徒歩)の組み合わせだとimpede(歩いていけない⇒足がもつれる⇒じゃまする)になる。理科系の人ならば電気のインピーダンス(impedance)という語にもつながるだろう。 上にあげたped-、centi-、ex-、im-のような主要語源は数百個ある。この数百個をまずはきっちりと「まる覚え」しなければならない。たった数百個である。がんばれ。 そしてそれらを覚えてしまえば、それを組み合わせることであっというまに数千レベルの新たな語彙力を獲得できるのだ。このように語源学習にはたいへんに大きな「レバレッジ(梃子)」効果がある。 さて教材であるが、これは角掛拓未さんという方が運営されているGogengoというサイトが圧倒的によい。これほどのサイトを一人で作成されてそれを無料公開されているというの

成瀬塾通信 no.32 英語の語彙力を鍛える (2) 補遺版5 上級英語学習者の語彙力学習は、読書と作文

ここまで初級英語学習者、中級英語学習者に対して英語の語彙学習に関するアドバイスを述べてきた。ここでいう初級とは1500語レベル、中級とは1万5000語レベルの英語語彙力の獲得を目指す英語学習者のことであった。 本論では上級英語学習者に対するアドバイスを述べたい。上級とは5万語レベルの英語語彙力の獲得を目指す英語学習者のことである。英語は60万もの語彙を有するがそのうちの5万語程度の語彙を獲得すれば一般的な英文ならば過不足なく理解できる。ゆえにこの水準が上級英語学習者の目標としてふさわしい。 上級英語学習者がまず肝に銘じておかねばならないのは、上級になればなるほど語彙力が伸びるという実感が薄くなることである。1000語程度の英語語彙しか知らない初級英語学習者であれば、新たに300語も習得すれば飛躍的に語彙力が伸びた気になれるだろう。なにしろスタート地点がほぼゼロなのだから。だが3万語、4万語の英語語彙をすでに習得している上級英語学習者にとっては、新たに300語を習得したところで語彙力が伸びたという実感はそれほどない。アップ比率でいえば初級者のアップ率は30%だが上級者は1%以下なのだから、これは仕方がない。 しかし忘れないでほしい。300語を新たに習得すればそれに見合うだけ語彙力は確かに向上しているのだ。ゆえに上級者であっても語彙力強化は粛々として続けるべきである。 【上級者は英語語彙に特化した学習をしてはいけない】 上級者の英語語彙力強化で気をつけなければならないのは、上級英語学習者の場合には初級者や中級者と違って、英語語彙に特化した学習をしてはいけないということである。ゆえに

成瀬塾通信 no.32 英語の語彙力を鍛える (2)

「英語の語彙力を鍛える」の(1)と補遺版では語彙力強化の理論と方法について解説した。この(2)(と補遺版)では、実際の語彙力学習の方法を述べる。なお、今回は初級者編である。 ところで語彙の学習の前に、まずはブラインドタッチによるキーボードの英語と日本語のタイピング技術を習得しておかなければならない。これは英語学習にとって必須である。無料/低価格のブラインドタッチ学習ソフトがいくつも出ているのでそれを使えば数十時間でマスターできる。完璧にブラインドタッチをマスターする必要はなく、おおまかでもよい。学習期間は長くとも1-2週間といったところだ。えっ、なぜブラインドタッチが必要なのかって?それはいいから、とにかくマスターしなさい。 英語の音声読み上げも英語学習にとっての必須ツールである。たとえばワードやPDFにも読み上げ機能がついているので(新規設定が必要)それを活用されたい。 さてここからは実際のトレーニングについてである。初級者であれば、とにもかくにも基本1500-2000語彙(を含んだセンテンス)をまず「まる覚え」する必要がある。いやもおうもない。1500-2000程度の語彙がなければ話は何も始まらないのだ。えっ、「まる覚え」はいやだって?それがいやなら英語学習はあきらめるべきだ。 ベースとなる英語語彙学習テキストは購入しておかなければならない。お勧めのものがいくつかあるが、そのひとつは「Duo 3.0」(1200円)である。語彙1600語を含む560の基本例文が掲載されている。 ここでの覚え方では、 (1)単語としてではなく、センテンスとして覚える、 (2)日本語文を手掛

「英語革命」は「インチキ」にすぎない

日本の英語教育をテーマとしている社会学者の寺沢拓敬さんのエッセイをご紹介しておく。 https://news.yahoo.co.jp/byline/terasawatakunori/20180710-00088888/ エッセイのタイトルは「2020年に「英語革命」が起きるらしい(ただし、安河内哲也氏によれば)」。 その中味を少しだけ抜粋する。 「安河内氏をはじめとした外部試験導入推進論者は、「波及効果」のようなテスト研究の用語を使っており、一見、学術的な議論に思われるかもしれない。しかし、政策の道筋を考えた場合、きわめて粗い議論であり、学術的な根拠はないに等しい。」 「個人的には、スピード感が大事などと言って杜撰な「革命」をはじめて、その結果甚大な災厄を被る「革命主義」は勘弁してほしい。じっくりと議論を重ねて今ある制度を徐々に良いものに代えていく「改良主義」のほうがずっとマシに思える。」 「文科省によって杜撰な入試制度改革が杜撰な理屈で進められているからである。ついでに言うと、安河内氏も文科省の関係審議会の委員を務めており、政策の水路付けを行う有識者のひとりである。」 一般の人がこのエッセイを読んでも内容が少し専門的すぎて論旨がわかりずらいかもしれない。 だがこのエッセイで寺沢さんがいいたいことは非常にシンプルである。すなわち安河内哲也氏たちが提唱する「英語革命」なるものは、たんなる「インチキ」にすぎないということだ。そしてそのインチキが日本の英語教育の中枢を支配している、といことである。

成瀬塾の使命とは

成瀬塾の、いわゆる「ミッションステートメント」をつくろうとしているところです。現在のバージョンは、次のとおり。 【成瀬塾の使命】 成瀬塾の使命は、日・英・翻・知の統合教育の開発と実践を通じて、日本語人と日本語文明の発展に貢献することである。 The Mission of Narusejuku Narusejuku will develop and practice the integrative education of Japanese, English, Translation, and Knowledge to help build the brighter future of Japanese people and Japanese civilization. このあとに「日・英・翻・知の統合教育とは何か」という説明が(ミッションステートメントとは別に)続く予定です。 40年以上をかけて思索し実践してきたことを、このようなかたちで言語化するのは、かなり恐ろしい。けれども、この先に進むためには、これは必要なことだとも思っています。

英語の語彙力を鍛える (1) 増補版

「英語の語彙力を鍛える (1)」を配信したところ、ある読者からすぐにコメントが返ってきた。じっくりと読んでみたが、さっぱりわからない、とのことだった。専門用語が多すぎて結局のところ英語語彙力を鍛えるためには何をすればよいのかが一向につかめない、とのことである。もっと平易なことばで語彙力アップのコツを教えてほしい、とのことだった。 ごもっともである。そこで、この増補版でそのリクエストの一端に応えたい。こうすれば英語の語彙力が本当の意味でアップするという、具体的方法論を、できるだけ簡単に説明する。同時に、良質の参考書もご紹介する。 (1) 日本語を介在させない――英語の語彙と日本語の語彙とは決して一対一対応しない。したがって英語を覚えるときには日本語を介在させてはならない。till=「~まで」、come=「来る」、as=「~のように」といった英単語帳的な暗記はご法度である。 (2) 英語を英語として理解して覚える――ではどうすればよいかといえば、英語は英語として理解して覚えることである。tillの意味はtill、comeの意味はcome、asの意味はasである。それ以外にはない。 (3) 「絵」「コアイメージ」を用いる――こうした考えのもとでの実際の有効な学習方法のひとつは、絵つまりビジュアルイメージを活用することである。最も伝統的な教材としてはI. A. Richardsなどが作ったEnglish Through Picturesシリーズがある。これはベーシックな850語の意味を簡単なイラストを通じて覚えていくものである。日本語バージョン(『絵で見る英語』)も発売されている。いず

成瀬塾通信 no.31 英語の語彙力を鍛える (1)

英語力の土台は構文力と語彙力である。この2つがしっかりしていなければ、英語での認識・思考・表現はできない。構文力についてはno.29「心のSPMC分析」で取り上げた。このno.31と次のno.32では、語彙力について解説する。 語彙力に関する議論のポイントは、次の2つである。1)語彙力強化とは意味ネットワーク精密化の別名であること、2)語彙力の学習には脳科学理論が適していること。このno.31では、1)について取り上げる。 ほとんどの日本人英語学習者は、英語の語彙力を鍛えるとは、その語彙の日本語訳を覚えることだと思い込んでいる。たとえばwaterといえば「水」、societyといえば「社会」、runといえば「走る」、といった具合である。 これは本質的に間違いである。英語の語彙と日本語の語彙とが一対一対応することは決してない。waterは「水」と同値ではない。societyは「社会」ではない。runは「走る」なのではない。 語彙とはそれぞれの言語が構築する意味ネットワークの1単位であるから、語彙の意味は意味ネットワーク全体に依存する。ゆえに、日本語と英語のように意味ネットワークそのものが違えば、そのなかにある語彙同士は対応できない。すなわち、英語の語彙に日本語の意味を当てはめることはできない。英日辞書がそれをしているのは、あくまでも便宜的なものであり、本質ではない。 では、本当の意味ではの英語の語彙力を鍛えるにはどうすればよいかといえば、その語彙が持っている意味ネットワーク上のポジションを特定化して精密化していけばよい。 たとえば、waterという語のまわりにはH2O、aqua、

【成瀬塾通信 no.30】 私には同志がいる

7月1日に大阪で開催されたJapan Association of Translators主催のIJET-29で私はセッションのひとつを受け持った。 セッションの前半部分で私は「機械翻訳は単なる“翻訳もどき”」「標準化・規格化は翻訳の自殺行為」といった意見を述べたうえで次のように締め括った。 「私が翻訳者になったのは自分の心のふるさとである近代日本語での思考と感性を守り、それを私の世代においてもっと良いものしたいと思ったからである。それが私にとっての翻訳という仕事の第一義である。現在の翻訳業界が向かおうとしているのは、それとは真逆の方向である。その原動力となっているのは、歪んだビジネス論理であり、浅薄な翻訳知識である。私はその動きに真向から反対する。それは近代日本が積み上げてきた独自翻訳文明という人類にとっての貴重な財産を破壊するものだからである。皆さんはなぜ翻訳者になったのか。翻訳の本質と価値がわかっておらず、翻訳を愛してもいない商売人たちや技術屋たちに、自分にとって最も大切なものを蹂躙されて、くやしくはないのか、腹が立たないのか。」 セッション終了後に私の話を聞いてくださった何人かの方とお話する機会を得た。何人かの方からは私の話を聞いて勇気を得たとのコメントをいただいた。東京に戻ってからは、お二人の方から丁寧なメールをいただいた。自分の翻訳者としての今後の立ち位置が明確になったことに感謝するとの内容だった。 現在の翻訳業界においては、機械翻訳やCATツールを完全否定する私の翻訳観は、まさに異端中の異端といえるはずだ。西欧中世の時代であれば火あぶりの刑に処せられる思想の持ち主

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