【英語ワンポイントレッスン】 英単語間のスペースは、英語としての音のスペースを表すものではない

日本語人として無意識下にまで染みついている認識のあり方が、英語学習を大きく妨げる例は、数多い。 その一例が、英語の書き言葉での単語間のスペースに対する認識だ。日本語人英語学習のほとんどが、このスペースは「音の間隔」を表していると認識している。無意識に、だ。 だが、違うのである。英語の書き言葉での単語間のスペースは、音の間隔ではないのである。すなわち、そこに音の間隔はない(基本的には)。 英語の書き言葉で明確に音の間隔の存在を表現しているのは、カンマ、セミコロン、コロン、ピリオド、パラグラフ。である。それらは、明確に音の間隔を示すマーカーである。 だが、単語間のスペースは違う。それは単語同士を区別することが本務であって、音のスペースを示すことが本務ではない。 ゆえに、英語の単語と単語のあいだには音の間隔は、基本的に存在しない。カンマ、セミコロンなどがやってくるまでは一気に続けて読んでしまうのが英語の大原則である。 それはちょうど、日本語の書き言葉を読むときには読点がくるまでは一気に続けて読んでしまうのが大原則であるのと、同じことである。 では、なぜ日本人が英単語間のスペースを音のスペースだと誤解してしまうのかというと、それは日本語の書き言葉でのスペースが音のスベースであるからである。その認識を無意識のもとに英語に投影してしまうのだ。 日本語の書き言葉は分かち書きではない。その証拠に、前の文は、「日本語 の 書き言葉 は 分かち書き では ない」などとは表記しない。 ところが、英語の書き言葉では、わずか26個のアルファベットですべてを表現しなければならないために、単語間の分かり書き

「会話もメールも英語は3語で伝わります」のご紹介

「会話もメールも英語は3語で伝わります」(中山裕木子、ダイヤモンド社) 日本人の英語ライティングに関しては唯我独尊マインドの成瀬が唯一(勝手に)「ライバル」視している中山裕木子さんの大ベストセラーです。30万部だそうです。くやしいけれども、いいものはやはりいいので、ご紹介。本当に英語が使えるようになりたい方、ぜひ。

準備はできた。さあ、ここからだ。

国際英語は、ネイティブ英語と別の言語である。私たち日本語ネイティブは、国際英語を自分の第二言語として習得し、よりよい国際日本人へと成長していかなければならない。 ――たったこれだけのことを、揺るぎない自らの信念として世の中に正々堂々と主張できるようになるために、私は日本語・英語・翻訳の研究・実践を40年続けてきた。そして、世の中に向けてこのことを真正面から主張して大丈夫との確信と自信が、ようやく育ってきた。 40年かかったが、準備はできた。さあ、ここからだ。国際英語を日本に広めていこう。日本人がよりよい国際日本人になるためのお手伝いをしよう。100歳までの次の40年、人々と社会のお役に立つ仕事をしよう。

「国際英語」と「ネイティブ英語」が別言語であるとまず規定することこそ日本人や日本社会にとって最も重要で価値あるこ

「国際英語」は「ネイティブ英語」とは別言語であるという私の主張を受け入れない人々は数多いことだろう。 まず、ほとんどの英語ネイティブは私の主張を受け入れないであろう。彼らは自分たちの言葉、すなわちネイティブ英語が世界共通語になることを望んでいる。それが自分たちを圧倒的に有利にすることをよく知っているからである。 また、日本人であっても英語好きや英語関係者の多くは、私の主張に対して「いいたいことはわからないことはないが、でも英語は英語であって国際英語とは英語の一種にすぎない」といった反応をすることだろう。日本人でありつつも、彼らの精神構造は英語ネイティブに極めて近い。 多くの言語学者たちもまた、言語学的な観点から「国際英語」を「ネイティブ英語」と別言語とすることに対してはなんらかの疑問を呈することだろう。彼らの関心は、言語の厳密な分析にあるのであって、人間や社会にとって何が重要なのかにあるのではない。 いわゆる「現実主義者」の中には「ビジネスにしても学問にしてもイギリス人やアメリカ人のような英語を使う方が実際のところ有利な立場に立てるのだから、敢えて国際英語などといった理想主義的な概念を持ち出す必要はない」との意見を持つ人もいるかもしれない。だがこうした現状最優先主義の論理は、女性差別問題と根本はまさに同じだと私は考える。 だが、そうした人々がなんといおうとも、私は「国際英語」と「ネイティブ英語」が別言語であるという、みずからの主張を変えることはない。 なぜならば、「国際英語」と「ネイティブ英語」が別言語であるとまず規定することこそが、私たち日本人や日本社会にとって、最も重要であ

私の提案:日本人は「英語」の学習をやめて、代わりに「世界共通語としての国際英語」の学習をはじめるべきである

詳しく述べれば1000ページも2000ページも書かなくちゃならないけれども、それを全部省いてしまって簡単にまとめると次のようになる。 日本人は「英語」の学習をやめるべきだ。そして代わりに「世界共通語としての国際英語」の学習をはじめるべきである。 えっ、「英語」は「世界共通語」ではないのか、だって? 冗談をいっちゃいけない。「英語」は英語ネイティブのための「ローカル言語」である。「世界共通語」でもなんでもない。 その証拠に、誰もが英語ネイティブの話す言葉、書く言葉が「正しい英語」だと思っているではないか。英語ネイティブが間違っているといえば、その英語は間違っているのだと、誰もが納得するではないか。誰もが英語ネイティブのように発音しようと努力するではないか。そのように英語ネイティブに支配された言語の、どこが「世界共通語」なのか。 残念ながら、新しく「世界共通語」を作り出すことは、現実的ではないだろう。では、どうするのか。 次善の策として私は「国際英語」を「世界共通語」として発展させることを提案する。もともとは「英語」ではあるけれども、英語ネイティブの支配からは完全に独立した別言語として「国際英語」を位置付けて、それを「世界共通語」として活用するのである。 なんとも中途半端であり煮え切らない解決策ではある。だが現実的にはこの方法以外の策が私には思いつかない。 そしてこのようにして「ネイティブ英語」から独立させた「国際英語」という新しい言語を日本人は「世界共通語」として積極的に学ぶべきだというのが私の提案なのである。さて皆さん、いかがでしょうか。

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