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January 7, 2019

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30代以上の日本人なら誰もが知っている水戸黄門の決め文句。英語にすると、どうなるでしょう。

You! Control yourself! Take a good look at this insignia!

「ええい」は、You!。「お前たち!」のニュアンスです。

「静まれ」は、Be quiet.ではだめ...

「ええい、静まれ、静まれ。この紋所が、目に入らぬか!」

September 28, 2017

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学校英文法の致命的な欠陥は・・・

June 25, 2017

学校英文法の致命的な欠陥は、日本人英語学習者が絶対に知っておかなければならない英語に関する本質的な事柄がほとんど含まれておらず、その一方で、知っていてもたいして役に立たない事柄が数多く含まれていることです。日本人英語学習者が絶対に知っておかなければならない英文法に関する基本事柄とは、たとえばですが、次のようなことです。

 

①英語の構文について:英語で「Sentence」ではSubject-Predicateという幹の部分にModifierという枝の部分がつき、日本語の「文」は「~は」というトピックに対して「~である」というコメントがつく。すなわち英語のSentenceと日本語の「文」とは、その本質が異なるものである。

 

②英語の「Noun」「Verb」について:英語にはNoun、Verbという語が別々にあるわけではない。chairもwaterもrunも、時にはNounとなり、時にはVerbとなる。敢えて言えばNounやVerbという概念は語における「用法」の一種である(Noun用法、Verb用法)。一方、日本語の「椅子」「水」は間違いなく名詞であり、動詞としては使えない。「走る」は間違いなく動詞であり、名詞としては使えない。すなわち、英語のNoun/Verbなどの「品詞(Part of Speech)」と日本語の「名詞」「動詞」などの「品詞」とは、その本質が異なるものである。

 

③英語の「もの」認識について:英語で「もの」(名詞用法)を認識する際には(1)特定/不特定、(2)可算/不可算、(3)単数/複数という3つの認識プロセスを必ず通過させなければならない。それに対して、日本語で「もの」を認識する際には、こうした複数の認識プロセスはない。

 

これらの事項がなぜ既存の英文法書で取り上げられていないのかといえば、日本の英文法書は欧米でつくられた英文法書の単なるコピー(悪い意味での「翻訳」)に過ぎないからです。英語ネイティブにとっては上に挙げたようなことは「当たり前」であり、文法書で敢えて詳しく説明する必要はありません。そのため欧米でつくられた英語文法書ではこれらの事項は本の数行から数ページで処理されてしまいます。日本の英文法書はそうした欧米での文法的態度をただ盲目的に追従しているわけです。

 

欧米独自のニーズから生まれてきた理論/実践を普遍的な理論/実践と捉えて直輸入してしまうこのような態度は、近代日本の学問領域ではどこにでも見られるものですので、英文法学者だけに責めるわけにはいきませんが、それにしても近代の日本の英文法研究の根本は歪み過ぎていました。それが現在でも日本人の英語学習の重い足枷となっています。これからの日本人への英語教育をよりよいものにするためには、言語の本質に関わるこうした歪みは、なんとしても取り払わなければなりません。

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