私の目標は「クオリティの高い国際英語」の学習・実践の理論・技法の追求である。
この30数年にわたって翻訳者・英語教育者としての私の目標は「クオリティの高い国際英語」の学習・実践の理論・技法の追求である。
国際英語だからといって「コミュニケーションの道具なのだから伝わればよい」というスタンスを私は決してとらない。それは根本的に間違いだと考える。
国際英語を含めてすべての言語は単なるコミュニケーションの道具ではない。それは思考のベースであり、認識のベースであり、さらにいえば自分自身の姿そのものでもある。ゆえに例え国際英語であってもクオリティの低い表現を使うということは自分自身を貶める行為だと私は考える。言葉を単なるコミュニケーションの道具だと割り切れる人間を私はとても好きにはなれない。
ところでいま「クオリティの高い国際英語」をクォーテーション付き1語扱いでグーグル検索してみたら、1件だけヒットした。私のサイトだった。なんと、それほどまでに、私は少数派なのか。
https://sites.google.com/site/naruseonlineschool/english/102/03/05