January 7, 2019

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30代以上の日本人なら誰もが知っている水戸黄門の決め文句。英語にすると、どうなるでしょう。

You! Control yourself! Take a good look at this insignia!

「ええい」は、You!。「お前たち!」のニュアンスです。

「静まれ」は、Be quiet.ではだめ...

「ええい、静まれ、静まれ。この紋所が、目に入らぬか!」

September 28, 2017

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新しい日本文明の芽が出る時代

July 25, 2017

さらに、続きである。

 

日本人にとって自分よりも先に自分の目標とする地点にまで到達している人が良き「先生」であり、また良き「教師」である、という、この日本人論は、明治以降の「文明開化」、そして太平洋戦争敗戦後の「米国文明化」という日本社会の最近150年の動きの理論的な説明基盤ともなり得る。

 

明治期も第二次世界大戦後も、欧米諸国は世界支配力を強めるために、日本だけではなく、すべての非欧米諸国に対して、欧米近代文明の普及のための「教育」に努めた。

だが、そのなかで欧米近代化に成功したのは、少なくとも当初は日本だけだった。

 

その理由は何かといえば、欧米諸国の「教育」が日本で成功したからでは決してなく、日本が欧米のことを自分よりも先に自分の目標とする地点にまで到達している「先生」だと強く認識し、そのうえで自分で自分を育てる能力の高さを発揮しつつ、みずからの力でその地点にまで到達したのだと考えられる。

 

そして現在の日本文明が元気がないのは、過去150年にわたって「先生」と認識していた欧米近代主義が、「先生」としてはふさわしくない時代になったと、日本人が(無意識ではあるものの)認識していることを示しているのではないだろうか。

 

とすれば、日本文明の将来に対して、私たちは特に悲観的になる必要はないだろう。なぜならば、日本人にはもともと自分で自分を育てる高い能力が備わっているのであるから、その能力を発揮して、今後は自分なりの文明を築いていけばよいのである。そしてそれが日本人に可能であることは、250年の江戸文明構築の歴史によって既に証明済みである。

 

このように考えると、現代とは、新しい日本文明の芽が出始めた時代だと、積極的に捉えることも可能である。為末大はそうした新しい時代の旗手の一人かも知れない。

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