「人材育成へ英語教育強化 双葉町、子育て世帯の帰還促進」―ーなんという愚かな選択

「人材育成へ英語教育強化 双葉町、子育て世帯の帰還促進」 とのタイトルの福島民報の記事である。

URLは https://www.minpo.jp/news/detail/2017121047456

以下、一部抜粋する。

「双葉町教委は国際社会で活躍する人材の育成を図るため、小学生の英語教育を強化する。(略)町は特色ある教育に力を入れることで保護者の要望に応え、避難指示解除後の子育て世帯の帰還促進につなげる。(略)現在の学習指導要領は小学5、6年生の外国語活動の授業を年間35こま(1こま45分)と定めているが、双葉南・北小は45こまを確保している。学習指導要領に盛り込まれていない小学1~4年についても20こまの外国語活動を取り入れるなど、英語教育に力を入れている。」

なんという、愚かな選択なのだろう。百歩譲って、もしも町の復興のために「国際社会で活躍する人材の育成を図る」べく独自に学校教育を強化するならば、強化するべき教科とは、数学、サイエンス、そして国語に決まっているではないか。

小学校での「英語のお遊戯」の時間を増やすということは、その反動として、子供たちにとって最も大切な教科である数学、サイエンス、国語の時間を削らざるを得なくなる。これは「国際社会で活躍する人材の育成を図る」うえで、最もやってはいけないことだ。こんな当たり前のことが、なぜわからないのだろうか。

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