© 2018 成瀬塾

January 7, 2019

Please reload

最新記事

30代以上の日本人なら誰もが知っている水戸黄門の決め文句。英語にすると、どうなるでしょう。

You! Control yourself! Take a good look at this insignia!

「ええい」は、You!。「お前たち!」のニュアンスです。

「静まれ」は、Be quiet.ではだめ...

「ええい、静まれ、静まれ。この紋所が、目に入らぬか!」

September 28, 2017

1/1
Please reload

特集記事

「心の日英翻訳」の手順について

December 18, 2017

 

日本語人は日本語を基盤にしてものごとを認識し、思考を組み立て、言語として表現しています。したがって日本語人が日本語でつくる文章を書くときには、「心の翻訳」モデルでいうところの「心の日本語文法」を使って文章をつくっています。

 

そのように「心の日本語文法」を基盤にしてつくられた日本語の文章を英語にすることが「心の日英翻訳」です。では、それはどのようにしておこなうべきなのでしょうか。

まず、「心の日本語文法」を十分に理解することが、第一です。それを理解できていないことは、自分がどのようにものごとを認識・思考し、それをどのように日本語として表現しているのかを理解できていないことです。これでは翻訳のスタートラインに立てません。

 

つぎに、「心の英文法」を十分に理解することです。従来の学校英文法は「英語」という言語を解説しているものであって、英語人が英語を基盤にしてどのようにものごとを認識し、思考を組み立て、言語として表現しているのかを解説するものではありません。したがって、それはここでいう「心の英文法」ではないのです。日英翻訳をする際にも、参考にすることはかまいませんが、それを基軸の道具として用いることは間違っています。基軸の道具とするべきは、ここでいうところの「心の英文法」です。

 

「心の日本語文法」と「心の英文法」を正しく理解したのち、日英翻訳の理論と技法のモデルを学び、それを用いて翻訳をおこないます。翻訳の理論と技法とは「原理」や「法則」ではなく「モデル」ですから、可能性としては、さまざまな理論・技法が考えられます。ちょうど経済学の理論と技法に、ケインズモデルと新古典派モデルがあるのと同じです。

 

本講座で用いる日英翻訳の理論と技法は「心の日英翻訳」モデルです。現在の日英翻訳で用いられているモデルは「和文英訳+編集」モデルですが、このモデルは翻訳モデルとして稚拙であり、また弊害が多すぎます。したがって、利用すべきではありません。

「心の日英翻訳」モデルでは、私たちの認識・思考をまず「思考の基本単位」に分析し、それを思考の内容を検討しながら再統合化、階層化するという「分析統合」の手法を用います。この方法は、近代科学者が世界を研究する方法と基本的に同じです。

 

「心の日英翻訳」では、具体的に次の手順をとります。

  1. 思考の分割――原文日本語の「思考の基本単位」を見つけ出す。

  2. 「日本語思考の基本単位文」の作成――その基本単位を「日本語での思考の基本単位文」に書き換える。

  3. 思考の構造分析――基本単位文のあいだの関係性(主・従、原因・結果、強連結・弱連結、他)を見つけ出す。

  4. 「英語思考の基本単位文」の作成――日本語の「基本単位文」の内容を、思考の構造にあわせて、英語で表現する。

  5. 「英語思考の複合単位文」の作成――「英語思考の基本単位文」を、さらに広い思考の構造(主・従、原因・結果、強連結・弱連結、他)をベースにまとめる。

  6. 言語表現の改善――「複合単位文」の表現を、それぞれの社会的ニーズに合わせて書き換える。

 

「心の日英翻訳」が目指すのは、日本語人の心を反映した最良の国際英語を創り出すことです。したがって、できあがった英文を評価する際にもその観点からの評価をしなければなりません。

 

具体的にいえば、その英文は、論理と情報構造が明晰であり、世界の誰にもわかりやすい表現形態をしており、なおかつ日本人の心のあり方に沿ったものでなければなりません。そうした英文を私たちが創り出すことは決して簡単なことではありませんが、しかし決して不可能ではありません。また、そのようにして日本語人としての心を国際英語として過不足なく表現できるようになることが、「国際人」(新しい日本人)になるための最良の道筋だと、私は考えます。

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

ソーシャルメディア
Please reload

タグから検索