January 7, 2019

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30代以上の日本人なら誰もが知っている水戸黄門の決め文句。英語にすると、どうなるでしょう。

You! Control yourself! Take a good look at this insignia!

「ええい」は、You!。「お前たち!」のニュアンスです。

「静まれ」は、Be quiet.ではだめ...

「ええい、静まれ、静まれ。この紋所が、目に入らぬか!」

September 28, 2017

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書ければ読める、書ければ話せる

January 16, 2018

前の投稿で、私は自分が伊藤和夫の衣鉢を継ぐ者のひとりであると述べた。伊藤のような知の巨人に巡り合えたことを、私はたいへんに幸運だったと感じている。知的な英語教育が落ちるところまで落ちた現在の状況下で、伊藤が残してくれた比類のない研究成果が再び脚光を浴びる日がやってくることを痛切に願っている。

 

ただ、私が目指している目標は伊藤が目指した目標とは異なるものである。伊藤が目指したのは日本語人の知的英語の読解能力の改善であった。伊藤は「直読直解」のみが真の英語読解の姿であると喝破し、そこに行き着くための具体的な理論と技法と実践手法を見事に作りだした。それは、それまでの英語教育者が誰ひとりとして達成できなかった偉業だった。

 

このように伊藤は日本語人が英語を「読む」という領域において偉業を達成したのだが、その一方で日本語人が英語を「書く」という領域には伊藤は踏み込まなかった。具体的にいえば英文解釈は指導しても英作文は指導しなかったのである。このことについて伊藤は自分自身では言及していない。ネイティブにつまらぬイチャモンをつけられるのが嫌だったなどと書いてはいるが、もちろんそれだけが原因ではないだろう。

 

伊藤が踏み込まなかった「英語を書く」という領域において私は「日本語人が日本語人としての最良の英語を書く」という目標を設定し、そこに行き着くための理論、技法、実践方法を作り出したいと考えている。そうした目標を立てた理由は、次の2つにある。

 

第1に、時代が英作文教育を求めているからである。伊藤の時代とは異なり、現在の日本は世界からの情報受信だけではなく(あるいはそれ以上に)日本からの情報発信が極めて重要になった。世界に向けて日本人が国際英語を使ってどんどんと英文を書いていかなければならない時代が既にやってきているのである。だがそれにもかかわらず、日本人の英作文能力はまったく向上していない。その理由のひとつが、英作文教育の不備にあることは明白である。この現状を私は変えたい。

 

第2に、英語を書けることは英語を読めることにつながり英語を話せることにもつながるからである。「聞く・話す・読む・書く」という4つの領域のなかで最も総合的な技能が必要とされるのは、間違いなく「書く」ことである。英語を書くためには、英語を読むことや話すことに必要な技能がほぼすべてが必要である。従って、書ければ読める。書ければ話せる。このことは、中級以上の英語学習者ならば誰もが知っている事実である。その一方、たとえうまく読めたり話せたりしてとしても、うまく書くことはできない。故に日本人英語学習者にとっては書く学習を重視することは当然のことである。

 

「読む・書く」よりも「聞く・話す」を重視するのが現在の英語学習の方向性であるが、その結果として日本人の英語を「読む・書く」の力が以前に比べて大幅に低下しており、これが日本人の全般的な知力低下の大きな原因となっている。そうした状況を打破するには以前のような読解中心の英語教育に戻るのではなく、作文・読解中心の新たな英語教育システムを構築する必要がある。その礎石としての英作文学習メソッドを、私はつくりたいのである。

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