プレジテントオンライン記事「専門家が直言「TOEICが日本を滅ぼす」ーこの国の「言語教育」が迎える末路」が、とても面白い

猪浦道夫さんという方が書いたプレジテントオンラインの記事「専門家が直言「TOEICが日本を滅ぼす」ーこの国の「言語教育」が迎える末路」が、とても面白い。

そのなかの主張のひとつである「日本語教育と外国語教育をセットで考え直すべし」という意見は、私と非常に似ているので、びっくり。お仲間さんが、ほかにもいるんですね。その点は、嬉しい。

ただし、もうひとつの「TOEICを目的とした教育で「母国語力」が低下している」という主張は、完全に無理スジ。

TOEICを目的とした教育をする→日本語力が低下する、という図式は非論理的。「〇〇したからといって、××とはかぎらないのではないか」という、野矢茂樹さんの論理チェックに簡単にひっかかる。

この方には『TOEIC亡国論』という大仰なタイトルの著書があるようだ。

たしかに、この手のセンセーショナルな物言い、人々のルサンチマンを刺激する何かを書かないと、いまの時代には、本としては売れないのかもしれない。

だが敢えて厳しいことをいえば、こうした非論理的かつセンセーショナルな物言いこそが、日本語力の低下の一例ではないのか。

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