January 7, 2019

Please reload

最新記事

30代以上の日本人なら誰もが知っている水戸黄門の決め文句。英語にすると、どうなるでしょう。

You! Control yourself! Take a good look at this insignia!

「ええい」は、You!。「お前たち!」のニュアンスです。

「静まれ」は、Be quiet.ではだめ...

「ええい、静まれ、静まれ。この紋所が、目に入らぬか!」

September 28, 2017

1/1
Please reload

特集記事

成瀬塾通信 no.32 英語の語彙力を鍛える (2) 補遺版5 上級英語学習者の語彙力学習は、読書と作文

July 23, 2018

ここまで初級英語学習者、中級英語学習者に対して英語の語彙学習に関するアドバイスを述べてきた。ここでいう初級とは1500語レベル、中級とは1万5000語レベルの英語語彙力の獲得を目指す英語学習者のことであった。

 

本論では上級英語学習者に対するアドバイスを述べたい。上級とは5万語レベルの英語語彙力の獲得を目指す英語学習者のことである。英語は60万もの語彙を有するがそのうちの5万語程度の語彙を獲得すれば一般的な英文ならば過不足なく理解できる。ゆえにこの水準が上級英語学習者の目標としてふさわしい。

 

上級英語学習者がまず肝に銘じておかねばならないのは、上級になればなるほど語彙力が伸びるという実感が薄くなることである。1000語程度の英語語彙しか知らない初級英語学習者であれば、新たに300語も習得すれば飛躍的に語彙力が伸びた気になれるだろう。なにしろスタート地点がほぼゼロなのだから。だが3万語、4万語の英語語彙をすでに習得している上級英語学習者にとっては、新たに300語を習得したところで語彙力が伸びたという実感はそれほどない。アップ比率でいえば初級者のアップ率は30%だが上級者は1%以下なのだから、これは仕方がない。

 

しかし忘れないでほしい。300語を新たに習得すればそれに見合うだけ語彙力は確かに向上しているのだ。ゆえに上級者であっても語彙力強化は粛々として続けるべきである。

 

【上級者は英語語彙に特化した学習をしてはいけない】

上級者の英語語彙力強化で気をつけなければならないのは、上級英語学習者の場合には初級者や中級者と違って、英語語彙に特化した学習をしてはいけないということである。ゆえにボキャビル本での語彙トレーニングはお奨めしない。そのようなマニアックな学習に多大な時間を費やすのは無駄である。せっかく英語を学ぶのであればもっと大切なことに時間を費やすべきだ。

 

【英文の読書と作文が語彙学習のすべて】

上級者にとっての英語語彙学習の中核はなんといっても英文での読書と作文である。これが語彙学習のすべてと言って過言ではない。たくさんの英書を読み、たくさんの英語の文章を書いている人は英語の語彙力が必ず伸びていく。これは自信をもって言い切れる。もちろん読書と作文の効用の第一は知性や感性の養成であって語彙力向上はその余得にすぎないのだが、それがよいのである。

 

具体的な方法としては、まず英文を読んでいる最中にわからない語があったからといって辞書で調べてはいけない。そんなことをすると英語を英語として読めなくなる。

 

なお一般的な英文を読んでいて1ページに4つも5つもわからない語彙が出てくるようであれば、まだここでいうところの上級者の水準に達していないと考えてよい。逆に1ページに1つぐらいわからない語彙が出てきても、それは気にしなくてよい。わからない語彙はたとえ何十年も英語を勉強していても必ず出てくる。60万の英語の語彙すべてをマスターすることは不可能だという前向きの達観が必要だ。

 

具体的な方法として、私の場合、わからない単語に出くわしたら、そこに下線を引くか、あるいはメモや欄外に書き写すことにしている。そして読書が一段落した時点で(中級で紹介した)OxfordのThesaurusやDictionaryなどで調べる。オンライン辞書で調べた場合には、それを「my英語語彙スクラップブック」に、そのコンテンツをささっとコピペしておく。

 

【「my英語語彙スクラップブック」作成のすすめ】

「my英語語彙スクラップブック」とは、私が考え出した造語である。オンライン上で調べた語彙情報をなんでもかんでもぶちこんでおくテキストファイルのことだ。これは「せっかく一度検索をかけてその情報にまで行き着いたのだから、手ぶらでは決して戻らないぞ!」という発想から数年前にはじめたものである。

 

当初はWordファイルを使ってこの「my英語語彙スクラップブック」をつくりはじめたのだが、1000ページを超えたぐらいから動きが極端に悪くなったので、その後はプレインテキストファイルに変えた。現時点ではワードにすれば5000ページほどの分量がある。ここ数年でこれだけのオンライン英語語彙情報にアクセスしてきたということだ。思っていた以上に多いことに自分でもびっくりしている。

 

また、新しい語彙をコピペする際にファイル検索をかけるとすでに10回以上も同じ情報をコピペしていることに気づかされるケースもある。自分にとってはその語彙は何度出会っても覚えられない「苦手語彙」ということであり、そのことがまた自分にとっての貴重な情報源ともなっている。皆さんも自分の「my英語語彙スクラップブック」をつくられればいかがだろうか。

 

英語での作文もまた英語語彙力を伸ばすうえで最良の方法である。どんどんと英語を書く人は英語の語彙力がどんどんと伸びる。これも間違いない。読書と同様に作文もまたその効用の第一は知性や感性の養成であって語彙力向上はその余得にすぎないのだが、その余得のためにも、とにかくどんどんと英語を書こう!

 

【OxfordのThesaurusと和英辞典の利用のすすめ】

英語を書く際の必須アイテムが上記のOxfordのThesaurusだ。それを使うことで、ひとつの表現をさまざまな別の表現に置き換えることができ、それによって英語語彙ネットワークが格段に強化される。和英辞典も積極的に使えばよい。私たちはまず日本語で考えて英語で書くのだから和英翻訳の能力は非常に重要であり、その能力を高めてくれるひとつの重要ツールが和英辞典である。私の場合には、英文を書く際に使うツールとしてはOxfordなどのThesaurusが7-8割、種々の和英辞典が2-3割といったところだろうか。

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

ソーシャルメディア
Please reload

タグから検索